こんにちは。
COMMON TIME元町です。
ニュース等でも記事が出ていますので
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
今年の6月30日には
24時間59分59秒に
『うるう秒』というものを
1秒追加します。
つまり・・・
6月30日23時59分60秒ののちに
7月1日0時0分0秒になるということ。![]()
なんでこんなことが起こるかと言いますと
『1日』というものを
よく観察する必要があります。
そもそも『1日』の長さは
地球の自転を基準にして決められていますが
時間を想定する技術が進歩し
原子時計(高精度のものは3000万年に1秒の誤差)で
正確な時間を測定できるようになると
地球の回転速度にはムラがあり
いつでも同じ速度で自転しているわけではないことが
わかってきました。![]()
自転が遅い状態が続いたり、早い状態が続いたりすると
自転によって決まる時間と
原子時計によって決まる時間にズレが出ますので
これを修正するために
うるう秒を実施します。
うるう秒による調整は6月か12月の末日最後の秒(世界時)で行い
それでも調整できないときには
3月か9月の末日最後の秒(世界時)で行うとの事。
日本時間は世界時に比べて
9時間進んでいますので
8時59分の最後の秒で修正されます。
1972年にうるう秒が採用されて以来
25回実施されていますが
地球の自転速度の変化を
長期にわたって予測することは不可能なため
次回の実施はいつか
知ることはできません。
ただ前回の2012年6月30日の修正では
このうるう秒のために
多くのインターネットサーバーで障害が発生。![]()
とある航空会社では
オンライン予約システムが
数時間にわたり停止したり
『うるう秒』を加えることに対しての
疑問を投げかかる識者もいらっしゃいます。
6月30日8時59分
時報がどのようなアナウンスをするのか
聴いてみようと画策して
今日はここまで。