キャリバーB01

2009.05.24

皆さんこんばんは!!森崎です。

22日に発売されたウォッチナビはご覧になられましたか?

バーゼルで発表された新作がよい感じに出てますね~(・∀・)

しかし今回雑誌を見ていて感じた方も多いと思いますが、ブライトリングの新作

『クロノマットB01』の記事が実に多いですね。ブライトリングファンだけでなく、

時計業界でもいかにこの新作が注目され、そして何よりも評価の高さを感じます。

このクロノマットB01、外装ケースのデザインやスペックも進化を感じますが、一番

の注目は何よりも自社ムーブメント『キャリバーB01』でしょう。

今日はこのキャリバーB01の開発秘話を話させてもらいます。

b01

このキャリバーB01のプロジェクトがスタートしたのが2004年の1月。開発するにあたり

3つのキーワードを大切にしたようです。

①効率的である  ②信頼性が高い  ③優れた構造を持つ

この3つのキーワードを解決するために要した課題も3つあり

①有能な人材の確保  ②建物・工場設備の多大な設備投資  ③より複雑になる物流の

管理・システム構築

これらのキーワードをクリアするためにPFIというプロジェクトチームをジュネーブに設立

することから始まりました。

翌年の2005年、ムーブメントの構造が決まり、更には翌年の2006年にファーストムーブ

メントが完成されます。そして同年の年末にはCOSCに100個のムーブメントを送り、見事に

クロノメーター検定をパスします。

そして2007年、最終段階に入った所でとうとう完成したクロノメトリーⅡにPFIが移動して

工作機械の導入や組み立てラインの整備が進められました。

とうとう2008年の夏にキャリバーB01の生産が開始され、同年12月には5000個のムーブ

メントが完成されます。

開発から発表までに要した期間は約5年!!とうとうそのキャリバーB01が5月29日に新型

クロノマットに搭載され『クロノマットB01』として発売されます。

このクロノマットB01は全国20店舗先行発売で、コモンタイム元町も先行発売をさせてもら

えることになりましたo(^▽^)o

キャリバーB01に関しては、細かなこだわり等まだまだ説明したいことがたくさんあります!!

がこれ以上は大変なので、興味のある方はウォッチナビの25ページを見てみてください。

コモンタイム渋谷でおこなったブライトリングのイベントにも参加してくれた、スタジオブライトリングの技術者

林さんが解説してくれています。

しかし林さん、ブライトリング本社の公認認定を受けた国内唯一のトレーナーなんて凄い人

だったんですね!!そこまでの方とは知りませんでした。林さん、おそれいりましたm(_ _ )m