シャガール展

2010.07.27

皆さん、こんばんは。

さてさて、上野の東京芸術大学大学美術館にて

シャガール展が開催されているというのを、

皆さんはご存知でしょうか???

ま、知っている方も多いでしょうね。

でも、行かれたという方は、まだ少ないのでは

ないでしょうか???
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私は、早速行って来ましたよ~!!!

いつもこういったものは、会期の最後に

駆け込みで行くことが多い私も、今回ばかりは

始まったばかりだというこの時期に、

行ってしまいました。

というのも、シャガールは私の大好きな画家

の一人なのですね。

というか、一番好きな画家かもしれません。

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結果から言いますと、すっごく良かったです。

今回のシャガール展の特徴は、3つあると

思います。

ひとつは、シャガールが生前に希望していた通りに、

自分の絵とロシアの前衛的な画家達の絵を

一緒に並べて展示したという点。

ロシア アバンギャルドの巨匠達と、

ロシア時代のシャガールとの係わり方を

考慮し、それぞれの絵と当時のシャガールの

絵を対比させて飾る方法など、とても興味深い

内容でしたよ。

そして、ふたつ目は70点にも及ぶシャガール

の作品が見ることが出来るとともに、

シャガールが手がけた歌劇「魔笛」の

舞台美術シリーズが日本で初公開されたという点。

これも、大変興味深いものが、

多く、とっても感激しました。

そして3つめが、シャガールの初期~晩年に

かけての作品が一同に見れるという点です。

私が、シャガールという画家を好きな理由は、

彼の沢山の思いが多くの絵に込められて

いるということです。

そして、その思いが見る者に大きく

訴えかけてくるのですね。

故郷への思い。

ユダヤ人としての差別への思い。

最愛の妻ベラへの思い。

そのベラを亡命先のアメリカで

失ってしまった悲しさ。

(↑の絵は、ベラを失った翌年に描かれた

ものです。)

更には、シャガールの宗教観・・・・・

どの絵にも沢山の複雑な思いが

込められていて、引き込まれて

しまうのですね。

もし、絵を見るのが好きな方がいらしたら、

是非行ってみて下さい。

→シャガール展オフィシャルサイトへ