皆さん、こんばんは。
さて、今日は、昨日宣言したように、
ブライトリングジェットのアクロバット飛行
に同乗させてもらった時のお話をしようと
思います。
2005年7月にブライトリング社からスイスへの
招待をしていただいたのが事の発端です。
今をときめくレオンの編集スタッフや、時計王
松山猛
さんなどと一緒にブライトリングの
ファクトリーを訪ねるというのが、主な目的
だったのですが・・・
1日だけスイスの山間の飛行場を
借り切っての航空ショーがあるということで、
やって来たのがここ↓です。
見てください。
ブライトリングジェットが整列しています。
格好良いですねーーーーー!!!!!!!
しかし、見るだけでなくて、実際にアクロバット
飛行に同乗できると聞いて、大興奮。
迷わず立候補してしまいました。
気軽に立候補してしまったのは、良いのですが
実は、同乗する前には、そのためのレクチャーを
受けなければいけないのですよ。
まず、最初に
「いかなる事故があっても、責任は一切取りません」
という書類にサインをしなければなりません。
うーーーん。
ちょっと考えてしまいますが、
迷わずサイン。(笑)
そして、サインが終わると、いよいよ
アクロバット飛行のレクチャーが始まります。
飛行中には、いかなる計器やレバー類にも、
触れてはならないとか・・・・・
気持ち悪くなったら前においてある袋に吐いてくれ、
など気軽な感じの説明から始まっていきます。
(アクロバット中に、そのまま吐くと大変なことに
なるようです。なんとなく想像はつきますが・・・笑)
しかし、だんだん話は恐ろしい方向に向かって
行きます。
戦闘機が操縦不能になった場合や飛行不能に
なった場合の脱出方法の説明です。
「エマージェンシー」「エマージェンシー」
「エマージェンシー」とパイロットが3回言ったら、
緊急事態です。
そのときは、股の間にある赤い大きなレバーを
思いっきり引いてください・・・・だと。
え?何それ?
大丈夫なの????
そんな可能性あるの???????
こちらが心配そうな顔をしていることに
気がついたのか、
「大丈夫!必ず座席が飛び出して、
パラシュートが開くから!!!」って・・・・
おーーーーーーい!!!!
違うんですけど・・・・(笑)
そんなこんなで、戦闘機用のスーツに着替えて、
ヘルメットとゴーグルを着けて、いざ搭乗。
スタッフが私のシートベルトを着けたり、
何だか判らない色々なセットをしてくれて
います。↑
そして、準備が整いました。
いよいよですね。
ちょっと余裕のポーズですが、
実際は大興奮中です。↓↓↓(笑)
乗せていただいた戦闘機は、
チェコ製の軍事訓練用ジェット戦闘機
L-39Cアルバトロス機です↓。
後ろに乗っているのが、私ですね。
(ま、考えれば前にいるはずありませんが)
いよいよ、アクロバットの開始です。
ブライトリングジェットのアクロバットチームは、
世界で初めての民間のアクロバットチーム
なのですよ。
そしてメンバーは、全員フランス空軍出身
ですって。
格好いいですねーーーーーーー!!!
5機の機体が時には機体同士が3mという距離で
時速650キロで旋回するというから驚きです。
パイロットとは、ヘッドフォンとハンズフリーマイクを
通して、会話が出来るようになっているので、
「気分悪くなったら、すぐに言ってくれ!」と
最初に言われます。
しかし、マイクがつながって
いるのも忘れて、つい興奮した挙句に
「かっこいいーーーーー!」とか、
「すっげーーーーー!」
とか、叫けび続けてしまいました。
しかも日本語で・・・・(笑)
やたらと叫んでいる私のことを心配して、
パイロットが、「気分が悪いのか?」と何度も
確認をしてくれていたのですが、
お構いなしに叫び続けていたことは、
言うまでもありませんね。
そして、逆さまに落ちていきながら360度回転
していくとか、とにかく考えられないような
飛行体験をさせてもらっちゃった訳です!!!
ただ、一回だけ口から胃が飛び出すかと
思うような限界ぎりぎりの場面があり、
「ギブアップ」しそうになったことだけは、
一応、報告しておきます。
そして、クライマックスは、まさかの操縦不能に
陥り、パラシュートで帰ってきました↓
なんてことは、ありませんでしたが・・・・(笑)
でも、これ↑も私なんですよーーー!!!!
あまりの面白さに、何故かスカイダイビングも
やらせてもらう事に・・・・・
セスナ機で上空3000mまで連れて行ってもらい、
そこから、ダイブ!!!!!
いや、
これは、本当に感動ものでした!!!
スイスの山々の間を降りてくる爽快感ったら、
なんと言ったらいいものやら・・・
説明できません!(笑)
そんなこんなで、ファクトリーの見学よりも、
私にとっては明らかに、こっちがメインに
なってしまったのは、説明の必要も
ないですよね。