皆さん、こんばんは。
さて、本日はやっとジラール・ペルゴ
YOKOHAMAナイトのつづきです。
先日もお話したとおり、GPナイトの目玉の
ひとつに、普段見ることの出来ない商品が、
勢揃いしたという事も挙げられるはずです。
その中でも、オペラ1、オペラ2、オペラ3と
3本そろっての登場には、ファンの方には、
たまらない品揃えだったはずです。
(私もたまらなかったです 笑)
さて、それでは順番にご案内します。
この時計が4830万円だといっても、
誰も気が付かないでしょうね。
この値段だったら、家買うでしょ?って言う方。
私も賛成です。(笑)
おなじみのトゥール・ビヨン(機械式時計は、
重力の影響を受けて、時計の姿勢によって
精度が変わってしまいます。その姿勢差を
矯正する機構です)に
カリオンミニッツリピーターを搭載しての
登場です。
カリオンミニッツリピーターって何?って方
の為に少しだけ説明します。
・・・・とその前にミニッツ・リピーターって
何ってところからお話します。
暗い所で時間を知りたい時にレバーを引くと、
ハンマーでゴングを叩き現在時刻を音で
知らせてくれるものなのです。
こうやって、お話すると、何てことなさ
そうですが、よーく考えてみてください。
いつレバーを引いても、そのときの時刻
(何時何分)をハンマーがたたくのですから
凄いですね!
そして、この音色のきれいさも、勝負どころ
なのです。
それだけでは有りません。
通常時刻を知らせるためには、ゴングは3つ
あれば充分なのですが、この時計には4つの
ゴングが付いています。
そして、このことによって時刻を知らせるだけ
ではなく、音楽が奏でられるというのが、
この時計の素晴らしさなのです。
そして・・・・・
当日は、ミニッツ・リピーターの音色を実際に
操作して聴くことも出来ました。
なんとも贅沢な企画だこと。
さて、次に登場するのは、オペラ2です。
大体、映画でも1より2が面白いのが定説
ですが(本当か?)
こちらも、2の方が凄い!!!!
何故なら、オペラ1のトゥールビヨン+
ウエストミンスターミニッツ・リピーターに
加え、更に永久カレンダーを搭載
してしまったのです。
お値段なんと、5200万円・・・
って家買える!っての(笑)
(いや、実際にこんな時計を買う方にしたら、
こんな金額じゃー時計くらいしか買えないって
いうのでしょうね。うらやましい限りです。)
永久カレンダーっていうのは、年間の大の月、
小の月(31日の月、30日の月)、2月の月末
調整、閏年の調整を全てしなくて良いカレンダー
です。
これもよく考えてみてください。
ぜんまいと歯車で動かしているのですよ!
凄いですよね。
(カレンダー調整は、100年に一度だけ)
こんな時計をつける方が、実際いるのです
から、うらやましい限りです。
しかも、格好良いっすねーーーー。
これだけ詰め込んだのに、
オペラ1もオペラ2もケース径が40mmって、
凄い!・・・・いやいや凄すぎる!!!!!
いや、本当に有り得ない!(笑)
こんな所が、GPならではです。
それでは、お待ちかねのオペラ3です!
映画の場合、2が一番面白くて、3は失敗して
シリーズ打ち切りってパターンが多いですが、
(本当か?)これは、違います。
なんと、価格が6090万円です!
とにかく時計業界の常識を打ち破った時計です。
それでは、まだまだつづく・・・・・(笑)