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ゼニス・パイロットウォッチの謎①

2011.05.02

皆さん、こんばんは。

さてさて、先日コメントにて質問のありました

ゼニスの新作のパイロットウォッチについて

お話します。

ウォッチ ホリック watch holic  

積算計(ストップウォッチ)の分表示ダイヤルの

3分、6分、9分のラインが通常のラインより

大分長いのは何故か?

というものでしたね。

詳しいことが、多少判りましたので、

ご報告します。

先ず、過去の国際航空管制ルールにおいて、

パイロットは離陸後3分、6分、9分経過ごとに

管制塔に高度、速度、水平状態などの

状況を報告しなければならなかったそうです。

そのために3、6、9分のラインを長くして、

報告時間が判りやすいように工夫がされて

いたのですね。

さて、ゼニスブックによると「パイロット」と

表示されたモデルは、1944年に登場して

います。
ウォッチ ホリック watch holic  
この時のパイロットウォッチは、クロノグラフでは

なく3針だったのですね。
ウォッチ ホリック watch holic  

しかし、このモデル格好良いですね~!!!

この通り裏蓋には「ZENITH PILOT」と

刻印されています。↓↓↓
ウォッチ ホリック watch holic  

「PILOT」の商標もおそらくこの頃に取られた

もではないかと推測できます。

さてさて、積算計の分表示の3、6、9分の

ラインの長いものは、過去どんなモデルが

あったのかは、次回のお楽しみです。(笑)

結構、色々あって面白いですよ~!!!!!

→ゼニス・パイロットウォッチの謎②へ