12月18日は、毎年恒例のフランソワ・ペルゴの命日です。
ジラール・ペルゴと言うスイスの時計ブランドの創始者一族であった彼が、横浜にGPの懐中時計を12個持ってやって来て、そのまま43歳という若さで横浜で亡くなり、今尚山手の外人墓地に眠っているのです。
そんなわけで 、毎年命日には偲ぶ会を催しています。
最初は一人で始めた命日のお墓参りですが、年々人が増えていき、今年は35人もの方に来ていただけました。
中華街の媽祖廟の場所には、フランソワの商館がありました。
この場所は、中華街の中でも一番運気の良い場所だそうで、そんなこともあって媽祖廟もここに建てられているようです。
時計王の松山猛さんや横浜商館時計の日本一のコレクターである大川さん、外国人墓地の研究をされている齋藤さんにも色々とお話をして頂き、本当に興味深い話が沢山聞けてとっても面白い会になりました。
更にスイス大使館からもペレスさんが駆けつけてくださるという盛大なものになったことに感謝します。
今年はフランソワの生誕180年。
彼が亡くなって137年。
きっと彼も喜んでくれていると思います。
横浜の時計の好きな方には、是非一本は持って頂き、一緒にお墓参りに行っていただけたら嬉しいですね。