皆さん、こんばんは。
さて、今日は素材シリーズの第三弾・・・
ステンレス、金に続いてプラチナです。
先日、金の相場の推移について
お話ししましたので、今日もプラチナの
相場動向について最初に少しお話したい
と思います。
プラチナの過去最高値は、1980年の
8240円/gです。
その後反落し、約20年間下げ続け
1999年には1282円/gと80年以降
での安値を付けます。
これまた、随分と下がりましたね~。
しかし、この後は再び上昇に転じて、
2008年には、7589円/gの
戻り高値を付けるのですね。
これまた、随分と上がったもんです。(笑)
そして、2009年7月1日現在の
プラチナ価格は、3958円/gなのです。
ここで、おや?と思ったか方も
多いかもしれませんね。
そうです。
高値、安値の年が金と
まったく同じ年なんですよ。
為替や景気に左右されるので、
必然的に、同じような動きをしている
のでしょうね。
さて、そこで前回金の希少性の
話をしたので、やはりプラチナについても
同じ流れで、お話ししたいと思います。
人類が金を採るようになってからの
全ての採れた金を合計しても、オリンピック
プール3杯分だというお話しをしたのを
覚えているでしょうか????
そこで、皆さんはプラチナは、どれくらいの
量だと思いますか????
いいですか????
驚かないでくださいね。
今までに採れた世界中のプラチナを
集めても、オリンピックプールに入れると、
足のくるぶしの辺りまでにしかならないそうです。
これは、6m四方の立方体の箱に全て
を入れることが出来てしまう位の
少ない量なのだそうですよ。
どうですか???
驚きですよね。
年間の採れる量は、金の1/20。
人類が採った過去の全てのものの量は、
金の1/34とレア中のレアな素材が
プラチナなんです。
そして、プラチナが一番使われて
いるのは、自動車用部品(触媒など)で
39%とトップな訳です。
ジュエリー用はというと37%と
工業用より、少ないのですね。
ジュエリー用のプラチナって、実はそんな
奇跡的な素材なんです。
どうですか???
金もいいですが、プラチナも
愛おしいでしょ???(笑)