皆さん、こんばんは。
さてさて、残念なお知らせがひとつ。
何と、IWCのポートフィノのクロノグラフが、
生産終了との事です。↓↓↓
え?????
出たばっかりなのに何で????
と思った方も、多いかもしれませんね。
実は、現在スイスの時計業界では、
とんでもないことが起きているのを、
ご存知でしょうか???
これは、決してIWCだけの問題では
ないのです。
この機械式時計ブームによって、
圧倒的な職人不足に悩まされている
というのです。
ブランド側で、一生懸命職人を育てても
ライバルに引き抜かれてしまうことが、
多いそうです。
そうすると、育てることよりも引き抜き合戦
に参加することの方が、簡単になって
くるのですね。
その結果、優秀な職人の給料が
どんどん上がっていってしまい、
時計の値段も上がってしまう・・・・・
という、状態。
そのあおりを受けているのが、この
ポートフィノのクロノグラフです。
価格が上がるだけなら、
まだ良いのですが、ムーブメントの生産が、
まったく追いつかないのですね。
特に、IWCはここのところの人気で、
このことに拍車がかかっている
ようです。
そして、今回残念なことに、
冒頭にお話したとおり、
クロノグラフとしては、50万円台で買える
超、お買い得なこのモデルが、生産中止に
追い込まれてしまったのですね。
これ、絶対に買いのモデルだと思いますよ。
だって、IWCのクロノグラフが、
この値段で、買えるなんて有り得ない
ですから・・・・
こんなスイスの事情を考えると、
割安なステンレスモデルのクロノグラフは、
色々なブランドで、同じようなことが
起きるかもしれませんね。
以上、実は時計の値段が上がってしまって
いるのは、ユーロ高、素材高、輸送費高
だけではなかったという秘密のお話しでした。