只今ユリス・ナルダン フェアを開催しています
が、泣く子も黙る天文三部作が3本揃って
10月10日まで展示されています。
滅多にない機会だと思いますので、この機会に
是非ご覧ください。
まず、最初に紹介するのは、アストロラビウム
・ガリレオガリレイです。
この時計は機械式度計の幕開けになるきっかけ
となった時計と言っても過言ではないと思います。
ルートヴィヒ・エクリスン博士が考案した時計
で、1989年には世界一複雑な時計として
ギネスブックの表紙を飾った時計でもあります。
また複雑な天文情報が14万4000年分プログラム
されているという、とてつもない時計なのです。
太陽針、月針、ドラゴン針により太陽と月の
位置が分かり、日食、月食の時期、月齢が
分かります。
また、特殊なプレートにより、星座や何月かが
分かり、日の出、日の入り、月の出、月の入り、
恒星の位置等も分かる時計です。
何よりも驚くことは、この時計をエクスリン博士
は、えんぴつで紙に書いて設計をしたということ
です。
ヤバイですね。(笑)
一見の価値はあると思います。