天文三部作 | BLOG | COMMON TIME by CHARMY

天文三部作

2023.10.08

只今ユリス・ナルダン フェアを開催しています
が、泣く子も黙る天文三部作が3本揃って
10月10日まで展示されています。
滅多にない機会だと思いますので、この機会に
是非ご覧ください。
まず、最初に紹介するのは、アストロラビウム
・ガリレオガリレイです。
この時計は機械式度計の幕開けになるきっかけ
となった時計と言っても過言ではないと思います。
ルートヴィヒ・エクリスン博士が考案した時計
で、1989年には世界一複雑な時計として
ギネスブックの表紙を飾った時計でもあります。
また複雑な天文情報が14万4000年分プログラム
されているという、とてつもない時計なのです。
太陽針、月針、ドラゴン針により太陽と月の
位置が分かり、日食、月食の時期、月齢が
分かります。
また、特殊なプレートにより、星座や何月かが
分かり、日の出、日の入り、月の出、月の入り、
恒星の位置等も分かる時計です。
何よりも驚くことは、この時計をエクスリン博士
は、えんぴつで紙に書いて設計をしたということ
です。
ヤバイですね。(笑)
一見の価値はあると思います。