皆さん、こんばんは。
さて、横浜には古くからの商館や洋館が
沢山残っているのは、ご存知だと思います。
しかし、現在あるものの多くが関東大震災後、
つまり大正12年以降に建てられたものが、
多いのです。
というわけで、横浜の商館や洋館を見て廻るとき
には、震災前の建物は、凄く貴重な存在である
ということを、頭に入れて見て廻ると
良いかも知れませんね。
といっても、その他の商館や洋館も戦火をも
耐え忍んで来た訳ですから、それはそれで
大切にしていかなければならない横浜の財産
であることには変わりませんが・・・・
そんな中で、ひときわ古い商館が残っているのを
ご存知ですか???
横浜の商館の中では、一番古い建物なのですが、
何と、旧居留地時代の建物なのです。
凄いです!!!!。
コレ↓です。
凄く地味ですね~。(笑)
やはり、関東大震災の影響を受けて、2階部分が
焼失してしまっています。そして、面積も
6割くらいになってしまっているようです。
その名も、旧横浜居留地48番館。
横浜に住んでいる方でも、ほとんど知っている
方は、いないのではないでしょうか???
なにせ、この通り地味ですから・・・(笑)。
この辺に住んでいる方すら知らないのでは、
ないでしょうか???
前を通っても普通に通り過ぎてしまいそうです。
何せ、めちゃめちゃ地味ですから・・・・(笑)。
でも、元町や中華街に来たら、すぐ近くなので、
是非見に行って欲しい場所です。
明治16年(1833年)に建築されたもの
だということが解ります。
さて、建物を細かく見てみると、意外に面白い
物が発見できます。
入り口上には、このような↓キーストーンがあります。
このキーストーンは、居留地時代のキーストーンが
そのままの状態で残っているらしいです。
地味ですが、居留地時代の横浜の活気を
見守っていた、キーストーンがここにある
と思うと、思わず見入ってしまいます。
「それにしても、地味すぎじゃない!?」
なんて思っていらっしゃる方には、
すぐ近くの旧警友(けいゆう)病院別館
も
セットで見に行って下さい。
ちょっとは納得のいく散歩コースになると
思いますよ。(笑)
ちなみに、この建物も大正10年と、震災前の
貴重な建物です。
この周辺には、他にも結構古い建物が、
色々残っていますので、商館めぐりをするので
あれば、いくらでも、時間がつぶせます。
近いうちに周辺の商館も色々と紹介したい
と思います。
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