うるう秒

2015.06.27

こんにちは。

COMMON TIME元町です。

ニュース等でも記事が出ていますので

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

今年の6月30日には

24時間59分59秒に

『うるう秒』というものを

1秒追加します。

つまり・・・

6月30日23時59分60秒ののちに

7月1日0時0分0秒になるということ。えっ

なんでこんなことが起こるかと言いますと

『1日』というものを

よく観察する必要があります。


そもそも『1日』の長さは

地球の自転を基準にして決められていますが

時間を想定する技術が進歩し

原子時計(高精度のものは3000万年に1秒の誤差)で

正確な時間を測定できるようになると

地球の回転速度にはムラがあり

いつでも同じ速度で自転しているわけではないことが

わかってきました。目

自転が遅い状態が続いたり、早い状態が続いたりすると

自転によって決まる時間と

原子時計によって決まる時間にズレが出ますので

これを修正するために

うるう秒を実施します。

うるう秒による調整は6月か12月の末日最後の秒(世界時)で行い

それでも調整できないときには

3月か9月の末日最後の秒(世界時)で行うとの事。

日本時間は世界時に比べて

9時間進んでいますので

8時59分の最後の秒で修正されます。


1972年にうるう秒が採用されて以来

25回実施されていますが

地球の自転速度の変化を

長期にわたって予測することは不可能なため

次回の実施はいつか

知ることはできません。

ただ前回の2012年6月30日の修正では

このうるう秒のために

多くのインターネットサーバーで障害が発生。むっ


とある航空会社では

オンライン予約システムが

数時間にわたり停止したり

『うるう秒』を加えることに対しての

疑問を投げかかる識者もいらっしゃいます。

6月30日8時59分

時報がどのようなアナウンスをするのか

聴いてみようと画策して

今日はここまで。