皆さん、こんにちは。
比留間です。
先日、うちのエース服部とともにブライトリングのエマージェンシーセミナーに行ってまいりました。
服部も私も、久々に頭を使ったという感じで終わったあとに、ど~っと疲れが出てきました。
このエマージェンシーというモデルは、日本の電波法に関わる法律的な部分もあり、販売する際も、非常に慎重に手続きをしなければならないのです(お渡しまでに3時間要)。
2009年6月現在で、このエマージェンシーにより、5件22人の人達が助かってます。
パイロット及び航空関連の人達の命にも関わるプロの為の計器。まさに、ここにブライトリング魂が注入されてます。
私が、興味持ったのが、
2009年まで、遭難通報信号は、アナログ式の121.5MHZ&デジタルの406MHZの二つを使ってたのですが、当時まで、121.5MHZは船舶でも使われてて湿気(水にも弱いそうです)により、なんと90%が誤発信という事態になり2009年以降より、遭難通報信号は、デジタルの406MHZのみをひろう対策をとりより確実な情報をキャッチすることができるようになったそうです。
そうなると、エマージェンシーのアナログ121.5MHZは役に立たないのかというと、そうではないんです。
406MHZのデジタルでは、大体の位置しか把握ができない(かなり大まか)のですが、アナログの121.5MHZであれば正確な位置がより明確にわかるそうです。
例えるなら携帯電話の電波でしょうか。
電波が発せられる方に向けて近づけば電波もバリ3に(古いですかね)。ホーミング信号(121.5MHZ)もこのようにして、遭難した人がつけたエマージェンシーのほうに近づけば発せられた信号を読み取り位置を把握でき見つけやすい。
デジタルの時代ですが、アナログは、やはりすごい!
今回は、使う方の命に関わる時計を学ばせていただきましたが、まさか、時計を販売するのでこういうことを学ぶなんて思いもしなかったです。
重要な任務であります。