みなさんおはようございます。森崎です。
毎日ワールドカップで熱い戦いが続いて
いますね。
グループリーグでのイタリア、フランスの
敗退、トーナメント1回戦でのイングランド
の敗退が個人的にとても寂しく思います。
スペインとポルトガルのどちらかも消えて
しまうのか…
しかしそれ以上に私にとって、いや格闘技
ファンにとってショッキングなニュースが
入ってきてしまいました。
それはあのヒョードルが負けてしまったと
いうこと。
男性であれば格闘技を好きでなくても、
『人類最強の男ヒョードル』の名前は聞い
たことがあると思いますが、ヒョードルとは
『6億分の1』といわれた総合格闘家。
人類6億人の頂点にたつ圧倒的な強さを
みせていた男がまさかです。
パンチで相手を倒した後、上からおそいか
かった所に下からの三角締めにタップ。
最近試合間隔があきすぎていたからな…
さてロレックスネタです。
先日杉山がミルガウス
について紹介して
いますが、今回はもう少しうんちくを語らせ
てもらいます。
2007年に衝撃的な復刻を飾ったミルガ
ウス。
まずミルガウスという名称は、フランス語
で『ミル』が1000を意味し、『ガウス』は
磁場測定単位。
そのミルガウスが誕生したのが1956年。
これはGMTマスター(パイロットの時計)の
1955年、コスモグラフデイトナ(ドライバー
の時計)の1963年とほぼ同時期。
そう、ロレックスがプロフェショナル向けの
製造にとても力を入れていた時期に誕生
しました。
そのミルガウスは『科学者の時計』という
テーマで発表されたようです。
当時ミルガウスにもなんと専用の広告が
あったようで
↓
『1000ガウスまでの磁場で働いている
あなたなら、その環境でも動き続ける
時計に興味があるでしょう。』
と書かれていました。
ロレックスにしてはなんて遊び心のある広告
なのでしょう(o^-‘)b
最近のIWCの広告に似ていと思ったのは私
でけでしょうか?
発売当時はケース径37ミリで50M防水。
両方向回転ベゼルつきのモデルもあった
ようです。
そして2007年に復刻され発売されたミルガ
ウス。
このモデルはケース径40ミリ、100M防水、
ステンレスの素材は904L。
ブレスレットはエクステンションリンク付きの
オイスターブレスレット。
細部に進化を感じますが、このミルガウスの
進化の真骨頂は、上記以外の『ロレックス方程式』
というものです。
このネーミングはロレックスで言われている物
で、私が勝手に考えたものではありません(笑)
この方程式のディフェンスラインの最前列に
あるのは、強磁性合金製の磁気シールド。
このシールドは2つの部品で構成され、、1つ
はムーブメント、もう1つはオイスターケースの
内部に納められています。
このオイスターケースに納められている磁気
シールドには、磁束密度を表すシンボルBが
刻印されているようです。
見てみたい…
そしてディフェンスラインの2列目は、ムーブメ
ントそのもの。
ムーブメントの中に2つのディフェンス者がい
ます。(中沢と闘莉王というところでしょうか(笑))
①パラクローム・ヒゲゼンマイ
これはニオビウム、ジルコニウム、酸素の合金
を材料として、ロレックスが自社製造したもの。
②ガンギ車
これは常磁性体として非晶質のニッケル・リン
合金を新たに開発して作ったもの。
どうでしょうミルガウス。
磁気シールドだけでなく、細部に磁気を帯びない
為の工夫がされている『ロレックス方程式』。
とてもこだわっています。
現在店頭には、ホワイト、ブラック、GV(グリーン
ガラス)と3モデル全て揃っています。
是非見に来て下さい!!
画像にはブラックがなくてすみません…