銀時計

2015.02.17
こんにちは。
COMMON TIME元町です。

1862年2月17日は
小説家で軍医でもあった
森鴎外の誕生日です。

私は根っからの文系人間でありますので
小説に出てくる
『時計』に注目して
ブログを書いみようというシリーズの
第一弾です。

森鴎外の作品に舞姫というものがありますが
そこにも物語の早い段階で
銀時計が出てきます。

            1900年ころのベルリン王宮

この銀時計は懐中時計のことですが
ドイツ帝国のベルリンに留学していた
主人公(豊太郎)が
教会の前で泣いている少女
エリスに
自分の懐中時計を差し出し
質種にするよう提案するのです。


   現在のブランデルブルク門の上にある戦車にのった女神像

しかし・・・
自分の父の葬儀代が工面できず
困惑している 見ず知らずの少女に
よくも大事な時計を差し出したものだと
関心するのは 私だけでしょうか?

最終的に2人は悲しい結末を迎えるわけです。

小説は読者が各々
イメージを膨らませる事ができるので
面白いですね。

第二回は何を取り上げようか
乞うご期待?

本日はここまで。