こんにちは。
COMMON TIME元町です。
今年もあと2日になりました。
ちょっと面白い話を1つ。
2011年12月30日
南太平洋のサモアとトケラウ諸島が
UTC(協定世界時)を
UTC-11から
UTC+13に変更しました。
まずUTCとは
世界共通の標準時で
セシウム原子時計によって刻まれる
国際原子時をもとにして
正確に保たれています。
日本はUTC+9なので
基準時より9時間進んでいるということです。
よく似たものに
時計のモデル名によくつかわれる
GMTというものもありますが
こちらはロンドンにある
グリニッジ天文台を標準時にしたもの。
UTCと比べると
100年間で約18秒のずれが出るそうです。
さて本題に戻りますと
サモアとトケラウ諸島は
この基準の時間を
24時間分移したということになります。
それゆえ
29日の翌日が31日に変わったわけで・・・
じゃあなぜ そんな必要があったのか?
世界地図を眺めると
一目瞭然。
地理的・経済的にも
ニュージーランドやオーストラリアと
つながりが強いので
これらとの時差を少なくするための変更でした。
つまり
1日が最も遅く訪れる時間帯から
最も早く訪れる時間帯に・・・
12月30日が誕生日の人は
2011年はどうしたのでしょうか?
本日はここまで。