18金と10金

2020.12.10

最近、10金のジュエリーと言う
ものが増えています。
百貨店のアクセサリーフロアでも
10金を扱っていないのは、
ほぼCHARMYだけです。
金は非常に柔らかい素材なので、
純金(24金)ではジュエリーも
時計も製品にすることは、
出来ません。
そこで金以外のものを混ぜて
固くするのです。
それがいわゆる18金と呼ばれる、
金の含有率が24分の18である
素材なのです。
と言うことは、10金は金の含有率
が24分の10なのですね。
気がつきましたか?
10金は半分以上は金ではない
ものが混ざっているのですよ。
そして、金やプラチナは金属の
中でも圧倒的に、溶液に触れて
も変化をおこしにくい素材
(イオン化傾向が低い素材)です。
つまり、汗や体液に触れても、
圧倒的にアレルギーの原因で
あるイオン化をしにくい
金属だと言うことなのです。
と言うことは金やプラチナの
含有率が高ければ高いほど金属
アレルギーをおこしにくいと
考えられています。
世界的なブランドが、金と言えば
18金なのは、それが理由の
ひとつです。
金属アレルギーは、年々増加
していると言われています。
殆どの人は、自分の体質だと
諦めていますが、着ける素材に
気を付けることで、アレルギー
をひきおこす比率は低くなる
のです。