皆さん、こんばんは。
今年の新作も、次々と入荷してきていますが、
今回、とうとう大本命のマーク16が入荷です。
もーこれは、説明あんまり必要ないですが・・・
と言いながら、ちょっと説明してしまいます。
マーク11から、12、15、16とパイロットウォッチの
代名詞的なこのモデルが、モデルチェンジをしてきて
いますが、基本的な匂いというか、デザインのイメージは、
大きく変えることなく、進化してきているシリーズです。
何よりもこのモデルの凄いところは、
IWCのモデルとしては、38万8500円(税込み)と非常に
買いやすいラインであるということだと思います。
この価格帯で、自慢できる薀蓄時計って、
他には、ほとんどないことを考えると、
まず、機械式時計とやらをを一つ買ってみよう!
とお考えの方には、絶対おススメの一本です。
この値段でも手抜きが無く、IWCのパイロット時計
のお約束である、軟鉄製のインナーケースを
備えた二重構造のケースを採用し、耐磁性能
を高めているところは、文句のつけようも
無いですね。
シンプルなデザインは、飽きが来なくて、
長く使える時計ですし、なおかつ
スーツでも、カジュアルでも、両方格好良く使える時計
って、意外に少ない中で、この時計は、ばっちりです!
ザ・パイロットウォッチと呼ぶにふさわしく、
非常に見やすく、シンプルです。
ケース径も39mmと、今時のパイロットウォッチにしては、
かなりジェントルな雰囲気をかもし出していますよ。
やはり、クラッシック感を漂わせる意味でも、
皮ベルトの人気が高くなると思われます。
前作のバッファロー皮から、クロコダイルの皮に
代わり、ほんの少し大人の匂い?(笑)
ご興味のある方は、時計ビギンのIWC特集を
もう一度ご覧下さい。
このパイロットシリーズの逸話は、「マーク12事件」
に象徴されると思います。
マーク12の生産中止が決まった直後に、
IWCから出荷された荷物が、空輸の途中で
盗まれるという、その事件のことをご存知の方は、
かなりの時計通なはずです。
この梱包の中には、何百万円というIWCの
コンプリケーションウォッチが、沢山入っていたのですが、
それらには、一切手がつけられずに、
マーク12だけが、ごっそり盗まれたという事件です。
何とも時計に詳しい犯人だと、当時話題になりました。
いやーーーー、今となっては、懐かしい話です。
最近、機械式時計の価格が高くなりすぎている!という
ご意見もありますが、このもモデルを見ると、そういった
ものばかりではない事が、分りますね。
パイロット・クロノグラフのご案内の時にも、少し話しましたが、
最近の流れで考えて、IWCのブランド力を持ってすれば、
ペラトン式の両巻上げのムーブメントを使い、価格を上げても、
絶対に売れるはずです。
でもIWCは、それをしません。こういったところが、
IWCの凄い所ではないでしょうか?
昔からIWCは、無駄に自社パーツ比率を増やしたり、
無駄な機能を追加したりして、時計の価格を上げることを
しないブランドなのです。
パイロットウォッチは、見やすくて、頑丈であればそれで良し!
という直球勝負が、逆にすっごく好感を持てます。
そんな風に思ってしまうのは、私だけでしょうか?
IWC、がんばれーーーー!って言われなくても、
がんばっていますね。(笑)