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テレメーターの使い方

2007.02.28

皆さん、こんばんは。

さて、今日はクロノグラフ(ストップウォッチつき)

の時計の便利な使い方パート2です。

前回は、「タキメーター」についてやりましたが、

今日は、「テレメーター」という目盛りが付いている

クロノグラフの使い方についてです。

こんな↓感じで「TELEMETER」と入って

いるのが、わかると思います。

ボーム¥315,000

(クリックすると写真が大きくなります。)

さて、それでは、一体テレメーターって

何でしょうか????

題名にも書きましたとおり、雷の落ちた場所までの

距離を知るときなどに便利です。

いや、知りたくないし!!!

なんて言わないで下さいね。(笑)

光の速さと音の速さとの差を利用して、

そこまでの距離を導き出そうというものです。

雷が、ピカっと光ったときに、スタートボタンを押します。
ボーム&メルシェテレメーター

(写真をクリックすると、大きくなります)

3秒とのところには、1kmと書いてあります。

6秒で2

9秒で3

と目盛りがついているのが、わかりますか???

そして、「ゴロゴロゴロ」と音が聞こえたら、

ストップです。

次に・・・・・・

「次に」は、有りません。(笑)

コレだけなのです。

簡単ですねーーーー。

光ってから、音がするまでに9秒かかったら、

雷が落ちた場所は、3km離れたところになるわけです。

本来は、戦時中に大砲の発砲する光を確認して

スタートボタンを押し、発砲した音が聞こえたら、

ストップをするというのが、正しい使い方です。

そして、戦車や軍艦までの距離を知ることが、

出来たわけです。

でも、絶対に使い道ないから!!!!

と言われるのが、目に見えていましたので、

雷の話で、ごまかしたのです。(笑)

さて、上の写真の時計は、ボーム&メルシエのものです。

中心近くに謎な赤い丸が何個か有りますが、コレは、

一体なんでしょうか????

よーく見れば、わかるはずです。

そうです、前回やった「タキメーター」が

3分間分付いているのですね。

ある意味便利です。

(通常は、1分間分の目盛りしかないですからね。)

しかし、グラハムが出している「テレメーター」付きの

クロノグラフには、もっと凄いものが、有りましたよ。

同じように、中心近くに赤い丸があるモデルなのは、

いいのですが、その目盛りも「テレメーター」

なのですから、不思議です。

実は、音の速度って、気温によって変わってしまう

ってことは、知っていたでしょうか?????

色んな気温ごとの、「テレメーター」の目盛りが

赤い丸に刻まれているという、

本格モデルだった訳です!!!!

こうやって、聞くと「テレメーター」のクロノグラフも

欲しくなりませんか????

さて、次回は「パルスメーター」についてです。

次回クロノグラフを3種類揃えたい病にかからないように

気をつけてくださいねー(笑)。

私は、以前かかってしまいましたから!!!!


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