• TOP
  • BLOG
  • フランソワ・ペルゴ命日

フランソワ・ペルゴ命日

2011.12.19

皆さん、こんばんは。

さてさて、昨日12月18日はフランソワ・ペルゴの

命日だったということを知っている方は、

どれくらいいるのでしょうか???

あるいは、ジラール・ペルゴ ファンの方は

知っているという方もいるでしょうね。

ん????

意味が解らないって???

では、簡単にジラール・ペルゴと

フランソワ・ペルゴについてお話しましょうね。

ジラール・ペルゴは、1791年にスイスで創業

された伝統ある時計ブランドです。

その創業者一族であるフランソワ・ペルゴが、

12本のジラール・ペルゴを持って横浜に

上陸したのが、1860年の10月のことだそうです。

この時持ってきた12本の時計が、日本においての

スイス時計の初めての正規輸入だと

言われているのですね。

そのフランソワ・ペルゴが故郷のスイスに帰る

ことなく、この横浜の地で眠っているというのが

判ったのは、実はつい最近のことなのですよ。

ウォッチ ホリック watch holic  

その眠っている場所というのが、山手の外人墓地

だというから、驚きですね。

彼が、この横浜に来て150年もたった今、

彼が眠る外人墓地の目と鼻の先で、

私がジラール・ペルゴを扱っているというのには、

運命を感じざるを得ません。

そんな訳で、毎年フランソワ・ペルゴの命日には

彼のお墓のある外人墓地にやってくるわけです。

ウォッチ ホリック watch holic  

そしてお花は、代官坂にある「宮崎生花店」で、

買うのもお約束なのですよ。
ウォッチ ホリック watch holic  

このお花屋さんは、最近注目を集めている

のでご存知の方も多いでしょうね。

そうです。

映画「コクリコ坂」の中で、坂の途中にある

花屋さんとして描かれているのですね。

創業は、明治6年・・・ということは、1873年

です。

感の良い方なら、お分かりでしょうね。

そうです。

フランソワ・ペルゴが亡くなったのが、

1877年ですから、彼が横浜に居た当時、

既にこのお花屋さんはあったということ

なのです。

この坂の上にある山手町に住んでいて、

この坂の下にある中華街の中に

商館を持っていたフランソワ・ペルゴ・・・・・

毎日この代官坂を降りて仕事に行き、

この坂を登って家に帰っていたかも

しれません。

そして、たまには娘エリザの誕生日を

祝うための花を、この宮崎生花店で

買うこともあったかもしれませんね。

う~ん・・・・

色々と考えを巡らすと楽しすぎます。(笑)

昨年は、たくさんの方にお墓参りに

来ていただきましたが、今年は震災もあり

ドタバタしてしまいイベントの企画が

できませんでした。

来年は、何かできると良いのですが・・・

ちなみに、お墓参りに着けていった時計は、
当然ジラール・ペルゴの
フランソワ・ペルゴ横浜限定です!!!

ウォッチ ホリック watch holic  
→昨年のフランソワペルゴの命日の模様