皆さん、こんにちは。
さてさて、景気が悪くなるとこういった話が
色々と出てくるのがスーパーブランド業界の
常なのですが、ここにきてルイヴィトンと
エルメスの間にちょっとした動きがありましたね。
もう、ご存知の方も多いでしょうか???
フランスのLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)
が25日までにエルメスの株式17.1%を
取得したことが判ったということです。
それまで4.9%だった持ち株比率を
23日に14.2%に、そして25日には、
17.1%に引き上げた訳は一体どういった
狙いがあるのでしょうか???
75%の株を保有するエルメス創業家一族
の出方次第では、業界再編も有り得ると、
ちょっとしたニュースになっています。
これに対して、エルメスの創業家一族側は、
株は絶対に手放さないと強調するコメント
を発表しているようです。
ちなみに株式の取得価格は、14億5000万ユーロ
(1640億円)だそうで、どうやってLVMHが
エルメス株を取得したかの経緯が判明して
いないそうです。
なんだか、面白そうな展開ですね。
現在、フランスの金融当局が違法性が
ないかを調べているとのこと・・・・
う~ん。
過去にも、こうった株の取得の違法性が
疑われるスーパーブランドの買収合戦
がありましたが、世界をまたに駆けた
お金の動きは、その国ごとに法律が違い、
解釈の仕方が難しいようですね。
LVMHといえば、ホイヤーやゼニスも保有する
グループですから、この再編騒動が、
過去にあった時計業界を巻き込むようなものに
ならないことを祈りたいものです。
って、まだ再編騒動になると決まったわけ
ではありませんがね。(笑)