皆さん、こんばんは。
さてさて、昨日やっと個人資産100兆ドルを
突破しました。
いや~、ここまでくるのは大変でしたよ。
って言うのは、嘘。(笑)
嘘といっても、大変だったのが嘘というだけで、
個人資産が100兆ドルを超えたというのは、
本当の話です。
いやいや、勘違いしないで下さいね、
USドルでの話じゃないですから・・・・・(笑)
今、話題のジンバブエドルです。
チープなお札なので、偽物かと思ってしまい
がちですが、実際これが本物なのです。
そんなことより、注目して欲しいのが、お札の
何と、100兆ドルでーーーーーす!!!!
すっごいですね!!!!!
ま、当然このお札には、たいした価値が
ないって事は、ご想像のとおりです。
しかし、何でこんな紙幣が流通してしまう
のでしょうか?
気になりますね。
このお札を発行したジンバブエという国の
経済状況について、少しお話ししたいと
思います。
ジンバブエは、政策の失敗からハイパーインフレ
に悩まされている国なのですね。
しかし、このインフレ率をこんな簡単な言葉で
片付けてしまうのには、いささか無理が
ありそうです。
ちょっと、耳を疑いそうな数字が沢山出てきます
ので、心してくださいね。(笑)
2008年の10月に発表された同年7月のインフレ
率が、2億3100万%だそうです。
そのすぐ後の2008年11月のインフレ率は、
897垓(ガイ)%だということです。(笑)
(ちなみに、垓(ガイ)は京の上の単位です)
やっばいですね。
しかし、これで終わらないのが、
この国の凄いところです。
2009年の1月、つまり今年の1月の
インフレ率は、6.5×10の108乗%
だって言うからお笑いですね。
いやいや、笑っちゃいけないんで
しょうが、これがこの国の実態なのです。
そして、このハイパーインフレの対策として、
2006年8月、2008年8月、と立て続けに
デノミを実行していますが・・・・
それでも物価上昇率にお札の桁数
が追いつかず、対応する為に高額紙幣を
乱発することになってしまうんですね。
2009年(今年)1月16日には、とうとう
写真の100兆ドル札(当時≒2万7000円)が、
発行されることになってしまったというのが、
事の顛末のようです。
このお札が発行されるまでの大体の
状況は、ご理解いただけたでしょうか???
しかし、これで終わらないのが、
この国の面白いところです。
この100兆ドル札対策として、2009年
(今年の)2月に再再度のデノミを
実行したのですが・・・・
このデノミのカットした桁数が、
大笑いです。
何と、旧1兆ドル札と、新1ドル札の
交換となるというのですよ~!!!!
12桁カットのデノミですって・・・・
昨日、友人の出版記念祝いの食事会があり、
そこで、ジンバブエに遊びに行っていた
某不動産屋のF社長にもらったのが、
この100兆ドルだったわけです。
この話しを聞いていると、
不況不況と騒いでいる日本の状況って、
実は凄く恵まれていると思いませんか???
なんだかんだ言っても、
ちゃんと社会が機能しているん
ですから、幸せです。
※Fさん、私を一夜にして資産100兆ドルの
男にしてくださいまして、有難うございます。(笑)