万年時計

2007.08.08

皆さん、こんばんは。

さて、今日は当社のスタッフ10数人と一緒に、

上野にある国立科学博物館↓に行ってきました。

当社は、毎月テーマを決めて勉強会をして

いるのですが、今月はここです!!!!

国立科学博物館は、建物にも歴史があり、

内部もこんな感じ、とても素敵です。

さてさて、ここに何しにきたのでしょうか??

時計好きの方には、もう「分かってるよ!」

という方も、いらっしゃるかもしれませんね。

そうです。目的は、これ↓です。

東芝の創業者である田中久重が作った

万年時計の実物が展示されているのです。

これは、もう時計業界にいる以上見て

おかなければ、ならないものなのです!!!!

1851年に作られたものだそうですが、

2006年には、国の重要文化財に

指定されています。

この時計のことを説明をすると、

とーーーーーーっても長くなると思いますので、

詳しくは次回にするとして、

今日は、簡単に概要をお話しします。

まず、この時計の凄いところは、

6つの文字盤があるということです。

(詳しくは、次回)

次に、何故に「万年時計」と呼ばれるかの

話を少ししたいと思います。

最近、伝統ブランドの多くが、ロングリザーブ

(ぜんまいの巻き上げ日数を長くしたもの)を

こぞって出しているのは、説明するまでも

ないですね。

身近なところでは、IWCの7日巻きや、

ジャガー・ルクルトの8日巻きなどが、

すぐに頭に浮かぶはずです。

最近ですと、ランゲが31日巻きなんていう、

とんでもないものを出してしまって、

(一ヶ月間ぜんまいを巻かなくてすむもの)

世間をあっと言わせました。

しかし、元祖ロングリザーブといったら、

この時計なのかもしれません。

何と、1年間巻きという、恐ろしい代物です。

信じられませんね!!!!!!

(鍵巻き式です)

そのために、香箱(ぜんまい)が4つ入ってい

るのです。

面白いですね~。

本日、この万年時計や他の和時計について、

私達に親切に色々と教えてくださった方が、

この↓方・・・・・・

小森 喜雄さんです。

博物館にいらっしゃる研究員の方なのですが、

本当にお世話になりました。

国立博物館には、機械式時計の日本の歴史が

わかるような、貴重な展示物がかなり充実して

いますので、時計好きの方は、是非訪れてみて

くださいね。

万年時計以外の和時計に関しても、

今後シリーズでお伝えしていきたいと思います

ので、楽しみにしていてくださいね~。

(予定)

→万年時計②へつづく


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