皆さん、こんばんは。
さてさて、矢野経済研究所が2009年の
日本国内時計市場の調査結果を発表しました。
それによると、国内のウォッチ市場は、3861億円
で、前年比が67.7%と大幅に縮小した
そうです。
中でも、時計市場の70%を占めるインポート
ウォッチが大苦戦し、前年比63.3%で2835億円
にとどまったそうです。
何だか、暗いニュースですね。
しかも、かなりの落ち幅です。
そんな訳でブランドによっては、
日本から撤退するブランドも
色々と出てきています。
例えば、COMMON TIMEで扱っていた
ヴァルカンというブランドもその一つです。
自社ムーブなども凄く評判が良かったの
ですが、残念なことに現在は日本での
代理店は存在していません。
(私も、好きで1本持っているのですが・・・涙)
しかし、こんな時代でも伝統があって
真面目に時計作りに励んでいる
マニュファクチュールブランドは、
大幅に伸びているというのも事実です。
たとえば、COMMON TIMEの今期
(2月~11月)のブランドごとの累計
売り上げの前年比を見てみると、
必ずしも、暗い情報ばかりではないことが、
ご理解いただけると思います。
ロレックス 前年比 109%
ブライトリング 136%
IWC 104%
パネライ 141%
ゼニス 183%
他にも伸びているブランドがいくつか
ありますが、主流ブランドの
動向は、こういったところです。
伸びているブランドの名前を見ていて感じるのは、
機械式時計の王道を行くブランドばかりなのが、
解りますね。
これからは、メンテナンスのことも考えて、
何があっても日本から撤退しないと思われる
ブランドを選ぶのも大切なポイントのひとつになる
かも知れませんね。(笑)