時計市場調査2009

2010.11.28

皆さん、こんばんは。

さてさて、矢野経済研究所が2009年の

日本国内時計市場の調査結果を発表しました。

それによると、国内のウォッチ市場は、3861億円

で、前年比が67.7%と大幅に縮小した

そうです。

中でも、時計市場の70%を占めるインポート

ウォッチが大苦戦し、前年比63.3%で2835億円

にとどまったそうです。

何だか、暗いニュースですね。

しかも、かなりの落ち幅です。

そんな訳でブランドによっては、

日本から撤退するブランドも

色々と出てきています。

例えば、COMMON TIMEで扱っていた

ヴァルカンというブランドもその一つです。

自社ムーブなども凄く評判が良かったの

ですが、残念なことに現在は日本での

代理店は存在していません。

(私も、好きで1本持っているのですが・・・涙)

しかし、こんな時代でも伝統があって

真面目に時計作りに励んでいる

マニュファクチュールブランドは、

大幅に伸びているというのも事実です。

たとえば、COMMON TIMEの今期

(2月~11月)のブランドごとの累計

売り上げの前年比を見てみると、

必ずしも、暗い情報ばかりではないことが、

ご理解いただけると思います。

ロレックス    前年比 109%

ブライトリング        136%

IWC             104%

パネライ            141%

ゼニス             183%

他にも伸びているブランドがいくつか

ありますが、主流ブランドの

動向は、こういったところです。

伸びているブランドの名前を見ていて感じるのは、

機械式時計の王道を行くブランドばかりなのが、

解りますね。

これからは、メンテナンスのことも考えて、

何があっても日本から撤退しないと思われる

ブランドを選ぶのも大切なポイントのひとつになる

かも知れませんね。(笑)