• TOP
  • BLOG
  • 横浜と船舶時計①

横浜と船舶時計①

2008.05.17

皆さん、こんばんは。

さて、皆さんは横浜にある宇津木計器

さんという会社をご存知でしょうか????

実は、1年くらい前に横浜と機械式時計

について、色々と調べているうちに、

宇津木計器さんのことを知りました。

そして、この会社について知れば知るほど、

横浜で機械式時計の仕事に関わる以上、

絶対に訪れなければ・・・・・

と勝手に思っていたのです。

そして、とうとう夢が叶って

訪れることが出来ました!!!

(宇津木計器さん本社)

実は、もともと宇津木計器さんとの

接点があったわけでもなんでもなく、

私が、一方的に

「是非遊びに行かせてください」と

連絡をしたのが、きっかけです。(笑)

ここでも、超わがままぶりを発揮です。

しかし、そんなわががままを、

宇津木計器さんが、受け入れてくださり、

しかも、社長さん自らが、2時間近く

お相手してくださいました。

本当に、勝手に押しかけたのにも

関わらず嬉しいことです。

宇津木さん、本当に有難うございます!!!!

で・・・・・・

何しに行ったのかっていうと、

↑これです。

いやいや、すっごい船舶時計の

コレクションなのです!!!!

しかし、何でこんな凄いコレクションが、

ここに??????

実は、宇津木計器さんは、船舶用の計器を

扱っている会社なのですが、創業当時は

機械式船舶時計の修理やメンテナンスを

日本で預かれる数少ない会社だったのだそうです。

その創業は、1905年・・・・・

なんと、ロレックスと同じ年の創業なのですよ。

驚きですね~。

当時は、横浜港に着いた船から、時計を

預かり、その船が次に横浜に寄港する

1年後とか、半年後までに、時計の修理や

メンテナンスをするというのが、

一般的な流れだったそうです。

しかし、外国船の中には、航路が変わって

しまったり、船が廃船になったりして、

時計を預けたまま2度と横浜に寄港する

ことがなくなってしまったものもあったそうです。

そんな船から預かったままのものが、

現在も、宇津木計器さんに残っていて

こうしたコレクションになってしまった

というのですから、驚きなのです!!!!!!

そして、こんな話を知って、

黙っていられるはずもなく、失礼を承知で

お邪魔させて頂いちゃったわけなのです。(笑)

船舶時計といえば、誰がなんと言おうが、

ユリス・ナルダン社の

マリンクロノメーターでしょ????

ということで、今回は、ユリスナルダンの

日本総代理店であるシーベルへグナーさん

にも声を掛けてご一緒しました。

ついでに(といっては、失礼ですが)

テレビ神奈川さんにも「とにかく、面白いから・・・」

と声を掛けさせていただきまして、

結果的に、ちょっとした団体での訪問になって

しまった次第です。

そんな私達に、宇津木社長さん自らが

丁寧に色々とお話ししてくださり、

更に、貴重なコレクションの数々を実際に

見せてくださったのですね。

本当に、感謝感謝の楽しいひと時になりました。

さて、その凄いコレクションの一部を紹介

したいのですが・・・・・

それは、次回へのお楽しみ。

→横浜と船舶時計②へ


←人気ブログランキング参加中