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誰も知らない名所(横浜商館めぐり①)

2007.07.02

皆さん、こんばんは。

さて、横浜には古くからの商館や洋館が

沢山残っているのは、ご存知だと思います。

しかし、現在あるものの多くが関東大震災後、

つまり大正12年以降に建てられたものが、

多いのです。

というわけで、横浜の商館や洋館を見て廻るとき

には、震災前の建物は、凄く貴重な存在である

ということを、頭に入れて見て廻ると

良いかも知れませんね。

といっても、その他の商館や洋館も戦火をも

耐え忍んで来た訳ですから、それはそれで

大切にしていかなければならない横浜の財産

であることには変わりませんが・・・・

そんな中で、ひときわ古い商館が残っているのを

ご存知ですか???

横浜の商館の中では、一番古い建物なのですが、

何と、旧居留地時代の建物なのです。

凄いです!!!!。

コレ↓です。

凄く地味ですね~。(笑)

やはり、関東大震災の影響を受けて、2階部分が

焼失してしまっています。そして、面積も

6割くらいになってしまっているようです。

その名も、旧横浜居留地48番館。

横浜に住んでいる方でも、ほとんど知っている

方は、いないのではないでしょうか???

なにせ、この通り地味ですから・・・(笑)。

この辺に住んでいる方すら知らないのでは、

ないでしょうか???

前を通っても普通に通り過ぎてしまいそうです。

何せ、めちゃめちゃ地味ですから・・・・(笑)。

でも、元町や中華街に来たら、すぐ近くなので、

是非見に行って欲しい場所です。

明治16年(1833年)に建築されたもの

だということが解ります。

さて、建物を細かく見てみると、意外に面白い

物が発見できます。

入り口上には、このような↓キーストーンがあります。

このキーストーンは、居留地時代のキーストーンが

そのままの状態で残っているらしいです。

地味ですが、居留地時代の横浜の活気を

見守っていた、キーストーンがここにある

と思うと、思わず見入ってしまいます。

「それにしても、地味すぎじゃない!?」

なんて思っていらっしゃる方には、

すぐ近くの旧警友(けいゆう)病院別館

セットで見に行って下さい。

ちょっとは納得のいく散歩コースになると

思いますよ。(笑)

コレ↓です

ちなみに、この建物も大正10年と、震災前の

貴重な建物です。

この周辺には、他にも結構古い建物が、

色々残っていますので、商館めぐりをするので

あれば、いくらでも、時間がつぶせます。

近いうちに周辺の商館も色々と紹介したい

と思います。


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