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時計の素材②ゴールド (5Nの時計、特殊ゴールドの時計)

2020.05.02

皆さんこんにちは!

 

GWも始まりましたがとても良い天気ですね!

この晴天の誘惑に負けないように、皆さん

頑張りましょう!(笑)

 

さて、本日は時計の素材第二弾、ゴールドについて

説明させてもらいます。

 

ゴールドと聞くとまず最初に「高い」というイメージが

うまれると思います。

確かにその通り、ゴールドウォッチはステンレスモデル

の同じモデルと比べると、大半のブランドが2〜2.5倍

の価格設定となります。

(レザーベルト付きの場合)

 

これはゴールドという素材自体の価格が、ステンレスと

いう素材と比べると、とても高額であるからです。

 

でも冷静に考えると、何故そもそも金は高いのだろう?

と思われる方も意外といらっしゃると思います。

 

その理由の大半は以下と言われています。

 

一つ目が何といっても希少性。

金は鉱石から採取されますが、鉱石1トンに対して、

わずか5グラムほどしか産出されません。

たったの5グラムです。

 

二つ目は金が持つ特性。

特性の中でも何といっても輝き。

この輝きがあるからこそ、金は金属の中でも貴金属と

呼ばれ、不変とした地位を築いています。

因みにこの輝きですが、光の青だけを吸収して、

その他の色は反射するといった特性を持っているの

です。

 

三つめは金が高い流動性があることです。

流動性とは必要になったときにすぐに手元に引き出せる

状態のこと、更には世界中の景気が不安定になっても、

世界中のどこでも通用する価値があるということです。

 

そしてそして、そもそも高価な素材であるゴールドは、

どんどん価格が上がり続けています。

 

参考までにお伝えしますと、

20年前の2000年のグラム平均価格は1014円。

10年前の2010年のグラム平均価格は2951円。

この10年で約3倍に上がっています。

 

更には

5年前の2015年のグラム平均価格は4564円。

そして今年の5月1日現在のグラム価格は6457円。

 

何と今現在20年前の6倍以上となっています…

 

以上のことを冷静に考えると、ステンレスモデルの2.5倍

の価格設定というのはとても良心的ではないでしょうか。

 

さて、ここまではゴールドという素材の価値について触れ

させてもらいましたが、ここからはゴールドの種類について

説明をさせてもらいます。

 

と思いましたが、ここからも少し長くなりそうなので、今日の

ところはここまでということで。

 

最後に私の好きなゴールドウォッチの画像を一つ。

IWC・ポルトギーゼ・パーペチュアルカレンダー。

 

 

7日間のパワーリザーブを持ったパーペチュアルカレンダー。

更にはムーンフェイズが577.5年に1日しかズレないという

凄さ。

 

ケース直径44.2ミリ。厚さ14.9ミリ。

となるとゴールドを相当贅沢に使っています。

 

これで税込み4,345,000は安い!(笑)