将来会社の中心となっていくメンバーを選び、1年間の勉強会を行っています。この勉強会では、自分たちの将来や会社の未来について話し合いを重ねています。テーマは単なる売上数字の追求ではなく、「お客様のために何ができるか」「メンバーがいきいき働くにはどうするか」。その答えを探し実践する場です。さらに、横浜や川崎の企業とも勉強会を合同で行い、互いに刺激を受けながら成長を目指しています。今後も学びと実践を重ね、成長につなげていきます。
時計といえばスイス、ドイツ、そして日本が主要な製造国です。カルティエ、オメガ、ブライトリングといった「COMMON TIME」がラインナップしているインポートウォッチは主にスイスメイドが多く、その神髄をお客様に伝えるために現地工場の視察も行っています。また、ラグジュアリーブランドの世界を体験できるクローズドイベントやパーティもあります。ジュエリーにおいても、海外の展示会や海外協力工場の見学の機会もあります。
「CHARMY」のスタッフを中心にダイヤモンドやリングの加工を行う工場を訪問し、知識をより深める機会を設けています。その目的は、職人の手仕事を直近で見学することで、私たちが販売する商品が高度な技術や真心が込められた誇るべき逸品であると改めて認識できるからです。とくにオリジナルダイヤモンド「NOVIA210」の石をカットする工場見学はスタッフたちから人気です。
「COMMON TIME」では本格派の機械式時計を扱っているため、精緻な構造のムーブメントの基本を知っておく必要があります。そこで専門学校の教師・経験者の協力を得て、100を超える微細な部品からできている機械を分解し、組み立てる講習を開催しています。職人の視点からゼンマイで動く伝統的な時計に接することで、その醍醐味をお客様に伝えられるようになります。
ダイヤモンドは「4C」(カラット、カラー、クラリティ、カット)による美しさや希少性、耐久性に違いがあり、グレードが決められています。「CHARMY」の商品は確かなクオリティのルース(石)のみを使用しており、販売スタッフもこれを見極める力を養うために、中央宝石研究所の講師による座学を開催。ダイヤモンドをはじめとした各宝石の歴史から性質、実際に顕微鏡やルーペを使っての品質判定までを学ぶことができます。
「CHARMY」「COMMON TIME」ともに、風通しの良い雰囲気が特徴です。その理由のひとつが社内セミナーの存在。販売スタッフからマネージャー、企画担当者が一丸となり、専門知識や接客スキルを学ぶプログラムのほか、改善点や今後の目標について話し合うコミュニケーションの場としています。また、従業員のキャリアに応じたセミナーも用意しています。
当社独自の「二水会(にすいかい)」では、決められた研修でなく、自分たちが受けたい研修を自らが率先して企画する取り組みです。外部の講師を招くこともあり、職種に関係なく専門的な知識を学べます。例を挙げると、プロのカメラマンに時計やジュエリーのスマホでの美しい撮り方を伝授してもらいその写真をSNSで生かすなど、プライベートでも役立つプログラムが組まれたこともあります。また、カラーコーディネートセミナーや、有名化粧品会社のスタッフに協力してもらい、メイクの勉強会を開催したこともあります。